TR-10RDXの電波を遠くまで飛ばすためには外部アンテナ、ニャ〜ッ。

自分なりに考えて実行するのは良い事だが、でも、そんなに現実は、甘くないんですね！！。
中途半端な事は何をやっても無駄、電波を飛ばすためには、ちゃんとしたアンテナが必要なんです。

TR-10RDXから外部に出力を引き出して外部アンテナを使う為には、
内部を開けて基盤から直接出力を同軸ケーブルで取り出すのが手っ取り早いので、
ちょっとレベルアップだが、やっつけて見ましょう。
 

まずTR-10RDXを解体してアンテナ端子をハンダゴテを使って外します。
ハンダが付いてる所は３箇所ありますので、順にハンダを溶かしながら外してゆきます。
いっきに外す事は出来ません。

下の写真を見てください。
同軸ケーブルを接続するポイントが示してあります。

次に出力を取り出す為の同軸ケーブルを用意してください。
基盤に直接ハンダ付けするので取り出し用のケーブルは細めの物が良いでしょう。

出力を取り出せれば良いので適当な長さ（10cm〜15cm)位
例としての下の写真のケーブルは2.5D-2Vです。

次に外皮と芯線を分離します。
外皮の組み線を丁寧にほどいてまとめます。
バラけていると他の部分に接触するので注意してください。

次にハンダ付けをしっかり行うための下準備として外皮と芯線にハンダを乗せます。
いわゆる、ハンダメッキと言う奴ですね。
これで外皮の組み線もバラけなくなります。

次にハンダ付けする相手側（基盤）の位置を測って芯線と外皮の組み線を、あらかじめトリミングします。

下の写真の様に正しくトリミングし、
写真２と見比べてハンダ付けする位置を確認します。

位置の確認とトリミングがＯＫだっら、そのままハンダ付けすれば完了です。

うまく出来たかニャ〜ッ。

引き出した同軸には、外部アンテナの同軸と接続する為にＢＮＣコネクターなどを付けて完了です。
 
 

まともなFM送信アンテナを使えば、TR-10RDXの付属のアンテナと比べ
電波の飛距離は100倍〜1000倍位になります。

凄いぞ〜〜ッ、やっぱ電波を遠くまで飛ばすためには外部アンテナだがニャ〜ッ。
 
 
参考資料&HPリンク
Brains FM Broadcast LABO
高性能送信アンテナ Low Power FM Broadcast Antenna